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『火の丸号』と
『火の丸防災』

全国消防操法大会で昭和61年、初めて水出し方式になり、それ以来の輝かしい出場実績。全国各地における操法大会、操法訓練における絶大な信頼。事業所の操法審査会及び隊員の訓練における活躍等。すでに広く活躍しております。

水出し操法に変換するにあたり、日本消防協会が多数の候補から唯一選定したのが、開発製作に携わった丸和熔接工業所製作による丸和の標的です。

丸和の標的は現場の消防職員・消防団・(有)丸和熔接工業所が共同で開発して同工業所が製作し、それが選定され、当社火の丸防災が総発売元として今日に至っております。

本器は火消しの現場体験から、及び訓練規則から各サイズ等を割出してあり、訓練には共通する器具が望ましく、それを踏まえて今日まで全国各地過去殆どの自治体に浸透しております。

初めての水出し操法

第10回全国消防操法大会

第10回全国消防操法大会:日本消防協会提供

消防団・自衛消防隊の訓練に

いざ火災が発生した時には地元の消防団が身を挺して出場し消火活動を行いますが、いかに適切な火掛かりを、適切な戦術を駆使できるか、まずは火点消滅の技術と果敢な統制のとれた精神力を日頃より鍛えておくことが大切であり、水の乗ったホースの感触と注水技術の体験はその最たるものであります。

防災行動力の向上が叫ばれている現在において、ひとり消防団にとどまらず、事業所の防火管理・防災管理の組織における自衛消防活動、自治体組織における消火器取扱い訓練には小型の標的を作成して地域防災の一助に供しております。

当社は、消防職員就中消火活動の戦術・技術の向上と伝承のため、別掲のとおり職員向けの実務書を発行し、各消防本部・消防署・支署・分署に至るまで宣伝し、カタログには書籍とともに標的等を紹介しています。その機会を媒介として、現場の要望が、組織上層にあがり、本器等の採用が決まるケースが多くみられます。

冨樫金三郎先生

冨樫金三郎先生:著書に『基本的消防戦術』『現場指揮』等、多数。「消火活動」の最高権威。

屋内消火栓操法大会を勝ち取るためにも自社で【火の丸号】を常備する事業所が急増しています。

屋内消火栓は、火災発生という緊急事態に対応するため、誰でもいつでも使えるように作られたものです。いつでも誰でも使えるようにするため、取扱い方法に特別の基準や定めはありません。

どのようなやり方であっても、早く消火できればそれで十分です。だが、器具やホースにはそれぞれの機能があり使い勝手がありますし、使うには手順というものがありますので、そうした基礎的なことを知っていれば、よりうまく使いこなせることも事実です。

しかしそれでもこうした器具の取扱いは、「見ただけで敬遠してしまう」という人も居ないわけではありませんし、始めから難しく考えて尻込みする人も無きにしも非ずのようです。ですがそういう人たちでも、上手・下手にこだわらず、自分なりの「手順」や「操作の流れ」をつくるように心がけて練習すれば、案外早く使えるようになります。

挙がる歓声、貫く水しぶき。
その一瞬、「火」と書かれた的の部分が背後に音も無く倒れ視野から消え、
あとに外輪が残りますので、それが二次的注水目標になります。

いままでの屋内消火栓の取扱いに関する教本や説明書などは、内容が簡単過ぎたり具体的な記述が少なかったり、という傾向があって、その「操作の流れ」がよくつかめず、「このあとどうするのか?」「それからどうなるのか?」ということがいま一つ分かりにくくて先に進めない、ということがあってはならないのです。

独りで、あるいは初心者のグループで、「操作の流れ」をつかむことができ器具やホースの取扱いの「手順」を日頃から練習することが極めて大切であります。火災は、いつどこで起こるか分からないからです。

是非この【火の丸号】を企業防災意識の「標的」と心得、防火意識とその取扱技術を高め、いざというときの初期消火に役立てていただくようおすすめします。

そのためにも「借り物」ではなく、是非自社所有の物を購入して社員全員が「いざその時」に対応できるよう期待されます。その上、大会出場選手各位には、屋内消火栓操法大会において上位入賞をと願っております。

by.屋内消火栓操法研究会著「屋内消火栓操法技術マニュアル=一部編集」(火の丸防災刊)抜粋

会社概要

社名 火の丸防災 株式会社
電話 04-2956-2915
FAX 04-2956-2916
URL www.hinomarubousai.com

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